ED

現在、当院ではEDの治療で、バイアグラ(ジェネリックもあります)、シアリス、レビトラの3種類を取り扱っています。
どの薬がいいですか?とよく聞かれますが、基本、内服して効果を感じてもらわないと分からないです。
バイアグラは、行為の1,2時間前に内服する必要があり、お肉など脂っこい食事で、効果が減弱するとのことです。また、頭痛や動悸することもあります。
シアリスは、時間が長持ちし(48時間とのことですが、個人差があります)、食事の影響を受けにくく、副作用も少なめですが、多くの患者様の意見として、ガツンとくる感じがないとのことです。
レビトラはもっとも即効性があり、食事の影響も受けにくく、副作用も少ないのですが、5時間程度で効力が切れます。
それぞれの特徴を生かし、使い分ける方もおられます。
ED薬を飲んでも、いまひとつという方は漢方薬を毎日、内服してベースを安定させる治療も行っております。
来院していただき、ご相談ください。
なお、当院では海外のジェネリックED薬は取り扱っておりません。

EDでお悩みの方へ

EDでお悩みの方へ

勃起補助を目的とした管理医療機器Vigorを販売することになりました。手動式可搬型吸引器で、吸引によって人為的に海綿体に血液を呼び込み勃起させ、付属のリングを使用することで、勃起状態を維持させて性交を可能にします。さらに、性機能サポート・リハビリテーションとしてご使用できます。

価格は、診察代込みで、8万8千円です。ただし、受注発注となり、キャンセルできませんのでご注意ください。

LOH症候群(男性更年期)

中高年の男性のみなさん、『夜眠れず、疲労がとれない、かつ性欲が低下し、どんどん太ってきた』など、こんな悩みありませんか?
それは、ひょっとするとLOH症候群かもしれません。男性ホルモン(テストステロン)が低下しておこる、いわゆる男性更年期症候群のことです。
当院ではテストステロン値を測定して、減少している方にはホルモン補充療法を行い、減少していない方には症状に適合した漢方薬を処方して治療します。場合によってはED治療も行います。
LOH症候群でお悩みの方、どうぞご相談ください。お待ちしております。
診察御希望の方は別紙、問診表にご記入の上、受診してください。

男性更年期もどきには漢方薬

男性ホルモン(テストステロン)が低下しておこるLOH症候群のことは以前にもお話ししました。しかしながら、テストステロンが正常なのに、ストレスや疲労から、めまいやのぼせ、疲労感、耳鳴り、冷え性などがおこる男性更年期もどきが増えています。
更年期もどきには、漢方薬が効果を発揮します。

  • 疲労感が主体の方には、補中益気湯。
  • ED系の方には、柴胡加竜骨牡蛎湯。
  • 不眠やイライラの方は、抑肝散。
  • 耳鳴り、めまいの方は、苓桂朮甘湯。
  • のぼせや冷え性、その他、症状がさだまらない更年期症状には加味逍遥散。

現在のストレス社会。これらの症状でお困りの方は、是非、ご相談ください。

難治性包皮炎と糖尿病

包皮炎という病気は、陰部の包皮と亀頭のところに、細菌が繁殖し、炎症を起こす病気です。陰部のかゆみで発症し、進行すると腫れて痛くなります。

糖尿病の方が罹患すると、複数の菌が原因となりやすく、難治性となります。特に最近は、糖尿病の治療薬として、SGLT2阻害剤が使われるようになり、それが原因で、包皮炎にかかりやすくなってきています。
と言うのも、SGLT2阻害剤とは、過剰に摂取された糖を尿の中へ排出する薬です。これを飲んでいると包皮内にいる細菌へ尿から糖分が供給され、より繁殖を助長してしまいます。治すためには、糖分を控え、尿糖を減らし、しっかりと原因菌を殺す薬を内服するなり塗布するなりして治してください。

包皮炎が治りにくく、困っている方は、是非、ご相談にきてください。
お待ちしております。

陰嚢の腫れ

男性の大事な睾丸、これが腫れる病気をご存知ですか?
痛みを伴ったり、発熱があったりした場合は、副睾丸炎といって尿路感染によるものと思われます。これは抗生物質の投与(重症の場合は入院して点滴)で軽快します。

しかし、無痛で腫れる場合もあります。多くの場合、体液が溜まる陰嚢水腫か、精液が精管に溜まる精液瘤という良性の病気ですが、若年者では睾丸腫瘍という悪性腫瘍のこともあり、超音波検査や採血をして癌マーカーを調べなければなりません。睾丸腫瘍の場合は早急に手術が必要となります。

おかしいな、いつもより陰嚢が腫れているなと感じた時は、早めに泌尿器科へ受診してください。

陰茎硬化症

陰茎の一部が硬化し、最初は勃起時に違和感を感じるだけなのが、だんだん曲がりがひどくなり、しまいには性交不可能になる病気があります。これを陰茎硬化症、ペロニー病といいます。

完全に硬化してしまった症例は手術が必要ですが、初期症状の場合は、漢方薬や血流改善剤、抗炎症剤を使用し、症状を遅らせることが可能です。
もし、陰茎部にしこりがあったり、勃起時に違和感を感じたり、あるいは性交渉の際、陰部に痛みを感じるようなら、この陰茎硬化症かもしれません。是非、早めに泌尿器科へ受診してください。

尖圭コンジローム

陰部にできる無痛性のイボ、これは尖圭コンジロームの可能性があります。最初は1個ですが、数日で、どんどん大きくなり、かつ数も増えてしまいます。恥ずかしい場所なので、ついつい放置している方が多く見受けられます。また治療法が手術というのも病院に足の向かない一因かもしれません。

当院ではベセルナクリームという塗布薬に、液体窒素による凍結凝固療法も取り入れ、その状態に合わせた治療方法を行っています。

かなりコンジロームの数が多い方は手術、投薬、窒素処置を併用する場合もあります。また、そのような方は、基礎疾患に糖尿病やアトピー性皮膚炎などをお持ちの方も多いです。場合によっては、HIVに罹患している可能性もあり、そちらの検査も当院では可能です。
どちらにしろ、恥ずかしがらず、勇気を出して受診してくださいね。お待ちしております。