内科は、高血圧や糖尿病、高脂血症など成人病疾患や感冒などの感染症、腹痛などの消化器疾患等一般内科を診断、加療しています。重症時は近畿大学病院や堺市総合医療センター、耳原総合病院、阪堺病院など近隣の医療機関と連携をとっておりその都度、CTやMRIなどの検査予約が可能であり、必要に応じご紹介させていただきます。
気になる症状がある方はまずはお気軽に当院にご相談ください。
アルコール性肝機能障害
今回は、アルコール性肝機能障害について、お話しします。
アルコールの適正量は、1日純アルコール20gと言われています。
ビール(5%)、日本酒で1合、ウイスキーでダブル1杯程度です。
本当にお酒の好きな人はこれではおさまりませんね。要するにこれ以上の量を毎日、飲み続けるとアルコール性肝機能障害になります。
採血すると、γGTPが上昇、さらにAST(GOT)、ALT(GPT)が上昇します。無症状なので、気づかないで経過します。
そのうち、年齢を重ね、脂質異常症などを合併していると脂肪肝になります。結構な脂肪肝になって、飲みすぎると右肋骨部に違和感、押さえると鈍痛、口臭がきつくなったりします。さらに進むと肝炎となり、発熱、腹痛、食欲不振と嘔吐、黄疸が出ます。この時点で診断し、禁酒すれば、いいのですが、最終は、肝硬変や肝臓がんになってしまいます。
アルコールは適正量で、休肝日を設けながら、楽しみましょうね。
おかしいなと思ったら、お近くの内科で血液検査をしてくださいね。